多度神社行事 : 御神迎え (旧暦10月30日)
旧暦10月に神々が出雲の出雲大社に集まるとして,9月末に神様をお送り出し,
10月末に神様をお迎えします。そのお迎えをする神事です。迎え火を焚いて、
お神楽を奉納致します。本来は里に来られた田の神が収穫が終わり山にお帰りに
なるのをお送りする祭で,この神去来(かみきょらい)の信仰が出雲信仰と習合したものといわれています。
なお、10月は出雲以外の国では神様が留守になるので神無月(かんなづき)といいますが、全国の
八百万(やおよろず)の神々が集まる出雲の国では神在月(かみありづき)と呼びます。 神々が集う出雲の各神社
では「神迎祭(かみむかへさい)」に始まり、「神在祭(かみありさい)」そして、全国に神々をお見送りする
「神等去出祭(からさでさい)」が行われます。